心のアンチエイジングがあるとすれば、感情を存分に味わうこともそのひとつ。 感情の幅を広げることで、あなたの感受性はもっともっと豊かになります。 泣くことで、心のデトックス。 心のストレッチで本来の自分の感情を、たくさん感じてあげてくださいね。
涙もろさは老化現象?
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心の勉強をしてからというもの、私はめっきり涙もろい人になってしまいました。
特に感情を扱うワークショップの後には、様々な抑圧や制限が弱くなるので、子犬を見るだけでうるうるしたり、人に優しくされては感涙したり。
うっかりテレビでラブストーリーなど見ようものなら、声を上げて泣いてしまうほどです。
もともと私は感情的になることを良しとしない性格だったため、何か起こってもクールに対処することがクセになっていました。
いわゆる「感情をコントロール」して生きてきたのです。
それが今ではこんなにも涙もろくなってしまうなんて、本当に驚きです。
一般的に、涙もろさは老化現象のひとつだと言われています。
生物学的には、老化により大脳の前頭葉にもっとも早く機能低下が起こり、感情抑制のコントロールが十分に出来なくなるのだそう。
老化・・・と聞くと、決してよい気分ではありませんよね。 しかし涙もろいことは、時には私たちに良い効果をもたらしてくれることもあるのです。
感情は共鳴するもの
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そもそも私たちは、ポジティブな感情だけ感じることは不可能です。
ネガティブな感情をコントロールしてしまえば、喜びや楽しさといったポジティブな感情まで制限されてしまいます。
当然、感情の幅はとても狭くなってしまうのです。
確かにクールにふるまっていた頃、私は喜びや楽しささえも、あまり感じられませんでした。
その証拠に、思い出の写真を見てもどれも同じ顔・・・
きっとたくさんの我慢をしていたのでしょうね。
今は涙もろくなった一方、喜びや楽しさ、幸福感も大いに感じられるようになりました。 友人と話をしていても、私一人だけが笑い続けている、なんてことも。 一緒にいる友人からは不思議がられますが、感情は共鳴するものです。 私が嬉しい!楽しい!という感情を表現した度合いだけ友人にも共鳴し、笑顔の輪が広がっていくのです。
あえて泣いてみる
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ところで、ネガティブな感情表現が得意、と言う人はあまり見たことがありません。
とかく社会では、ネガティブな感情はNGとされがち。
感情をコントロールしてこそ、立派な社会人
などと表現されることもあるほどです。
そこで私は、普段感情をコントロールしている人に程、あえて意識的に涙を流すことをオススメしています。 「涙活」という言葉もよく聞かれるようになりましたね。 自立女性にとって、涙を流すということは苦手だという人も多いでしょう。 でもそんな方こそ、ぜひ「あえて泣く」ことに挑戦してみてほしいのです。
涙で心のデトックス
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涙を流すことによって、自律神経が優位な緊張状態から、リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に切り替わります。
仕事で張り詰めた緊張が、涙によってオフモードに。
これは私たちが、本来の自分を取り戻すためにもとても大切なことです。
能動的に泣くことで、心のデトックス。
実際に涙には、ストレス発散やセロトニン活性化、リラックス効果があるという研究結果もあるそうです。
すでに多く人がこの涙活の効果を実感し、癒やしの手法として生活に取り入れていますよね。
映画やドラマはもちろん、今は涙活用のショートストーリーなどが動画でも配信されています。
うまく利用してみてくださいね。
心のアンチエイジングがあるとすれば、感情を存分に味わうこともそのひとつ。 感情の幅を広げることで、あなたの感受性はもっともっと豊かになります。 泣いて笑って。 心のストレッチで本来の自分の感情を、たくさん感じてあげてくださいね。
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