春になるとオススメしたいのがヨモギ。ヨモギはハーブの女王と言われるほどたくさんのパワーを秘めています。エイジング効果も期待できるヨモギのチカラを借りてみませんか?
寒く厳しい冬が終わりを告げ、春の息吹をそこかしこに感じられたら是非とも生活に取り入れていただきたいのが『ヨモギ』。
ハーブの女王と謳われるほどその効果は絶大で
・ 飲んでよし
・ 付けてよし
・ 浸かってよし
・ 嗅いでよし
・ 燃やしてよし
の日本が誇るマルチなスペシャルハーブです。 東洋医学でも活躍するこのヨモギ、『病を艾(止)める』という意味から漢方名では艾葉(がいよう)と呼ばれています。
効能
・ 健胃
・ 腹痛
・ 下痢
・ 貧血
・ 冷え性
・ 浄血
・ 造血
・ 止血
などがあり、注目すべきは食物繊維はほうれん草の10倍近くあり、特にヨモギに含まれるクロロフィルという成分は食物繊維の5000分の1の大きさで、小腸のヒダの隙間に蓄積したダイオキシンや残留農薬、有害金属(水銀、鉛)を取り除いてくれる働きがあります。
浄血作用の効果も高く、血液をサラサラにするのでアレルギーや高血圧にも有効です。
アロマテラピーの効能からみても、鎮静効果にいたってはラベンダーよりも上で、胃腸が悪いときはカモミールより効果大! これだけでもかなり脅威的なのに、成分的にはカロチン、クロロフィル、ビタミンA、B1、B2、C、E、鉄分、カルシウム、葉酸など女性に嬉しい栄養成分がてんこ盛り! 筆者もこのヨモギのパワーにあやかろうとお茶にして頂いていますが、常飲することによって酸性に偏りがちな体質を弱アルカリ性に改善して肝臓などの臓器の働きを強めてくれますし。 もう少し濃く煎じたものは、冷えによる腹痛や貧血に良く、このエキスと葉をお風呂に入れれば腹痛、冷え性、肩こりに抜群の入浴剤になります。 しかもヨモギには殺菌効果やかゆみ止め、抗酸化作用もあるのでアトピーや肌荒れのトラブル解消にもこの入浴剤は最高です。
アンチエイジングにも
ヨモギに含まれるタンニンの作用で過酸化脂質の生成を抑制して老化を防止する働きもありますが、それだけではなくクロロフィルやフラボノイドをはじめ、多くのポリフェノール類が含まれるヨモギは活性酸素を取り除いてくれる=抗酸化力が高い成分を十二分に兼ね備えています。 実際、野菜の中でも抗酸化力が高いといわれるブロッコリーですが、ヨモギにはそれを上回る抗酸化力があることがわかっているんです。
長寿の秘密??
最近ではあまり見られなくなったヨモギですが、沖縄ではポピュラーに食されています。
地元ではそーきソバや汁物の薬味、炊き込み御飯に入れたり天ぷらにしたりとても身近な食材です。
ちなみに沖縄の方言でヨモギをフーチバーと言います。
筆者も沖縄旅行に行ったときに食したそーきソバに大量のフーチバーが入っていて驚いたことがありますが、地元の後輩に身体にいいから食べなさいと強くすすめられた思い出があります。
さすが長寿の県!
まだまだ底知れぬ力を秘めているヨモギ! まずはヨモギ茶からトライしてみてはいかがでしょうか?
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