息子が幼稚園に入園して1年ちょっと。 この1年間、「幼稚園ってすごい」と思うことが多かったのですが、今回はこれって実は大人社会でも重要なことなのでは?と感じ、私も身に着けたいと思った息子の幼稚園の先生の能力をご紹介したいと思います。
1・変化に気付く能力
新しい靴で登園すると必ず「あ、今日新しいお靴だね、カッコイイね!」 と気付いて褒めてくれます。
子供は新品の靴が嬉しくて自慢したいんですよね。
「○○君ママ、僕の靴見て見て!新しいの!」こんなセリフはしょっちゅう耳にします。
でも幼稚園の先生は自分から言わなくても気付いて褒めてくれるんです。
初めて手袋をして行った時、初めてマフラーをして行った時、必ず気付いてくれていましたし、モノだけでなく、子供の体調がいつもと違う時もやっぱり気付いてくれていました。
そしてふと思ったんです。
異性のちょっとした変化に気付く人ってモテますよね。髪の毛を切った、新しい鞄に替えたetc・・・。
そしてその変化を褒められると誰でも嬉しい気持ちになるもの。
また仕事面においても“気付く力“というのは重要になってくると思います。
幼稚園の先生の園児に対するこの気付き、それを褒めるという行為は、子供に対してだけではなく、大人社会においても必要な能力だと思いませんか?
2・嫌なことを前向きな気持ちにさせる能力
入園して初めての延長保育の日。息子は不安な気持ちで登園していたので、「今日きりん(延長保育)なのでよろしくお願いします。」と先生に伝えると、息子に「今日きりんさんだって。よかったねー!!」と言ってくれました。
「頑張ろうね」じゃなくて「よかったね」
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その日の朝、私は「今日きりんさん頑張ってね」と息子に言ってしまったんです。もし先生にも「頑張ろうね」と言われたら、息子にとって延長保育は「頑張らなくてはいけない」という認識になっていたはず。でも「よかったね」と言ってもらったことで、きりんはいいところなんだ、喜ぶことなんだ、という意識を持てたと思うんです。
「やったね、よかったね」というポジティブな言葉で嫌な気持ちを払しょくさせる、これはポジティブシンキングの方法の一つ。 ポジティブシンキングだからできるこの気配り、是非とも真似して身に着けたいものです。
3・顔と名前を覚えるのが早い
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クラスの担任の先生だったら、入園してすぐに名前を覚えてくれていても不思議はないのですが、入園してまだ3日目に他のクラスの先生に「○○くん、おはよう!」と声を掛けられのです。
息子が通う園は1学年4クラス、全学年で400人近くの園児がいるのに、入園してすぐに他のクラスの生徒の名前と顔が一致していることにかなり驚きました。
この”人の顔と名前をすぐ覚える”ということも社会人にとって重要なこと。
社内の人はもちろん、取引先の方の顔と名前も早く覚えるに越したことはないですよね。
また新しく知り合った人がすぐに自分の名前を覚えてくれていたらやっぱり嬉しいし、親しみも持ちやすいのではないでしょうか。
生まれもった資質も関係しているので、得意な人と苦手な人がいると思います。けれども苦手な人も覚える努力をするだけで人との距離がぐっと縮まるはずです。
子供との信頼関係を築く上で先生方がやっていることは、実は大人同士のコミュニケーションでも大切なこと。そしてこれらのことが身に着いている人はとても気配りのできる人なのではないでしょうか。これらの能力を身に着けて、「気配り美人」目指しませんか?
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