日本と海外の両方でクラスをしていると、日本人の腰痛持ちの多さに驚かされることが多々あります。平均して10人に1人が腰痛に悩まされていると言われている腰痛大国の日本。腰が疲れやすい人、ぽっこりお腹が気になる人、椅子に座る時間が多い人は、からだの側面、脇腹を伸ばすストレッチがおすすめです。今回は、腰まわりの筋肉が緊張しないようにケアするポーズをご紹介します。
日本人は海外に比べ腰痛率が高い?
日本と海外の両方でクラスをしていると、日本人の腰痛持ちの多さに驚かされることが多々あります。 平均して10人に1人が腰痛に悩まされていると言われている腰痛大国の日本。 腰回りの筋肉が外国人よりも細く日本人の方が腰痛になりやすく、またさらに筋力の弱い女性の方が腰痛になりやすいのです。
体側に溜まった毒素を排出し、ウェストシェイプ
腰が疲れやすい人、ぽっこりお腹が気になる人、椅子に座る時間が多い人は、からだの側面、脇腹を伸ばすストレッチがおすすめです。 また、体側を伸ばすことで内臓脂肪の燃焼効果もあると言われています。 私たちの体の中心となる腰は、人体の仕組みの中でもとても大切な部位です。 腰まわりの筋肉が緊張しないように普段からのケアを大切にしましょう。
ここがポイント
・ 体の脇を伸ばして、凝り固まった大きな背中の筋肉をストレッチ ・ 腰に痛みを感じた時は無理をしないでください ・ 伸びて少し痛気持ち良いところで深く呼吸 ・ ウエスト、お腹が引き締まるのを感じながら ・ 肩の緊張、全身の力をふう〜っと抜いて脱力、胸を気持ち良くひらく
背中と腰を伸ばして、心を解放するポーズ1
1:お尻を床について座り、両足を前方に広げます
2:右足の膝を曲げて、足裏を太もも近くに引き寄せます。
3:両腕を胸の前で伸ばし、右手で、左の手首をつかみます。
4:左の腰は”後方”に引き寄せ、左手首を”前方”に引っ張ります。 腰と腕を引っ張り合い、背中と腰が伸びるのを感じながら、ゆったりと呼吸を続けます。 反対側も同様に行います。
背中と腰を伸ばして、心を解放するポーズ2
1:足は同様、右膝を曲げて太もも内側に引き寄せます。
2:左手は床につけて、息を吸いながら右腕を上げて、吐きながら上体をしなるように左側へ倒します。
3:上半身が前に倒れすぎないように、胸は天井に向けて大きく広げる。
4:倒しはじめた体側の突っ張りが和らぐまで、ゆったりと呼吸を続けます。
反対側も同様に行います。
Breathe Deeply おわりに
日頃から猫背になっている人や、仕事や家事、デスクワークで前屈みの姿勢が多い人は、脇腹、背中まわり、腰回りが硬い人が多いのでサイドストレッチ(体側伸ばし)は最初は痛みを感じたり、キープするのが難しいと思います。
最初から強く伸ばさず、できるだけ体をリラックスしましょう。
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