家事から解放され、家族から離れて行く旅行って、したことありますか? 友人との旅行って、最後はいつでしたか?
母親になると家族が優先
女性は出産をすると母親業に追われ、自由な時間がなくなってしまったという思いが強くなりますね。
子どもが大きくなり、幼稚園や学校に通うようになると徐々に自分のために自由に使える時間ができてきます。
しかし、さすがに夫や子どもを家に置いて、1泊旅行というのはどうでしょうか?
家族が留守の間の自由とはまた違うんですよね…
私には子どもが3人います。
大学生の長男と長女、中学生の次男です。
大学生はバイトやお付き合いなどで外食も多いし、お金さえあれば食事のことは困りません。
母親がいなくてもなんとかなります。
ただ、まだ中学生はなんとかならないこともあります。 早く出なくてはいけない、お弁当を持って行かなくてはいけない、家でひとりで食事はちょっと心配。 と、簡単に「じゃあねー!」とは言い切れないところ。
チャンスを活かして母娘旅行に
そんな次男は夫と旅行に行く機会があります。
末っ子なので夫も思い出を作ろうとして、ふたり旅行をするんです。
そんな時はチャンス!
残された大学生は手がかかりません。
そこで娘と旅行に行っちゃうんです。 「娘と行く」は夫に対して免罪符。 そう、あくまでも「家族と一緒」だから。 また、女性同士仲良くしているのを良く思ってくれているからです。
出産後22年ではじめて、家族以外と旅行に行った!
これまでの私の交友関係は子どもの母親としての関係で。
”〇〇ちゃんのママ”、”〇〇くんのお母さん”としてのお付き合いだったため、なかなか深く付き合える人に出会わなかったように思います。
お母さんたちとのお付き合いが多い小学校を卒業した後は、留守中の自由な時間できちんと”私のための友だち”が作れるようになってきたみたいで。
おしゃべりしていても離れがたく、いつまでもエンドレスで話していたい、って思える友だちがいます。
彼女と「温泉旅行、行きたいねー」って話になりました。
でも、ハードルが高いです。
家族を全員家に置いて出かけるのはさすがに気が引ける…
そんな時、チャンスがやってきました! 夫と次男が1泊旅行に行くことに。 その日に私は22歳の長男の出産前に行って以来の、友人との旅行に行けました。
ささやかな幸せだけど十分な幸せ
行った先は箱根にある友人のご主人様の会社の保養所。 温泉に入って、作っていただいたお食事をいただき、眠たくなるまでベッドの中でテレビをBGMにしておしゃべり。
翌日は朝のきれいな富士山を見て、御殿場のアウトレットに行きました。
すごく特別なアクティビティがあったわけではありませんが、それだけで満足。
だって、ずーっと誰かや何かに遮断されることなく、おしゃべりしていられるんだもの。
仲良しのお友だちとそれができるなら、それで十分幸せで良いんです。
念願かなって旅行に行った後は、心の中で家族に大きく感謝して、ちょっとだけ夕飯を奮発したりして(笑) 私はいつも母から「家族の太陽でありなさい」と言われてきました。 これでさらにパワーアップした太陽になれたんじゃないかな。
私にはまだ… と思っていましたが、いつか必ずその日はやってくるのですね。 家族に感謝です。
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