寒くなり、風邪をひかれる方も増えてきました。私も毎年かかる大風邪が悩みのタネでしたが、あることを直してからひかなくなりました。そのあることとは!?
あること=「口呼吸」です!
意識していたわけではないのですが、小さいときからアレルギー性鼻炎に悩まされ、小児ぜんそくだったこともあり、自然と口呼吸になっていました。
鼻呼吸は苦しいものと感じていて、親に注意されても全然身につくことなく育ってしまったのですが、大人になって姉と二人暮らしをするようになってから、「あること」に気づいてしまいました。
姉は仕事がハードということもあり、家に帰るとよくごろ寝をしているのですが、めったに風邪をひきません。 また、私が歯医者にたびたび通っているのに、姉は虫歯になることもありません。 近い遺伝子をもつ存在であり、食べているものもほぼ同じなのにおかしい!と思っていたのですが、「よだれ」で気づかされました。 横向きでごろ寝をしている姉の姿を見ていると、「よだれ」がでていません。 恥ずかしながら、私は横向きで寝ると「よだれ」がでることが多いので、呼吸が違うんだとハッと気づいたのです。
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口呼吸にはこんなに弊害が!
本来、人間は鼻で呼吸をします。鼻毛という天然の空気清浄機の機能があるのも、その証拠。口呼吸の方が空気の量も多く取り込めますが、なぜダメなのかについて、デメリットを説明します。
●虫歯ができやすい。
●歯に汚れがつきやすい。
●鼻風邪・喉風邪にかかりやすい。
●寝起きの口臭がひどくなりやすい。
●睡眠中によだれがでる。
●いびき、歯ぎしりがでやすくなる。
●顔のたるみができやすい。
上記の項目を見るだけで、健康面でも美容面でも不安になりますね。
口呼吸から鼻呼吸へきりかえてみよう。
私の場合、原因はアレルギー性鼻炎なので、耳鼻科での治療やアレルギーの原因のホコリやダニを防ぐため、掃除をこまめにしたり、湿度を一定にすることによって、徐々にかえていくことができました。
しかし鼻呼吸にきりかえたくても、しづらい、できないという方は、鼻に何らかの問題を抱えている場合が多いので、まずは耳鼻科を受診してくださいね。
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鼻呼吸できていても意識すべきところ。
自然とやっている行為なので分かりにくいかもしれませんが、ぜひチェックしてもらいたいことがあります。
あなたの舌の先の位置は今どこにあるでしょうか?
上下の歯の裏であったり、どこにもくっついていない状態ですと、あなたの舌の筋力が衰えてきている証拠になります。
口呼吸をする人は空気の通る道を確保するため、舌先を下の歯にあてていたりと、下に向けていることが多いものです。
舌も使うことによって鍛えられるので、これが衰えてくると口元の筋肉の衰えにつながります。
今は鼻呼吸ができていても、将来的には口呼吸を頻繁にするようになってしまうかもしれません。
正しくは、舌の先は上顎についています。
食べるときによく噛むなど口の筋肉を鍛えると、楽に口を閉じることもできますし、ひいては頬や口角のたるみを防ぐことになりますので、意識的におこなうようにしてくださいね。
鼻呼吸は、健康・美容の面でメリットが多い!
口呼吸に比べて、鼻呼吸の方が酸素を体内に多く取り入れることができるため、血行をよくする作用があることから、健康面でもメリットがあると注目されています。
呼吸は無意識にしているものですから、口呼吸をしているという自覚がない人もいますし、鼻呼吸ができるようになっても、長年の習慣をきりかえるのは難しいと思います。
しかし健康面だけでなく、顔の見た目も大きく変わることになるので、ぜひ改善するように頑張ってみてくださいね。
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