うだるような暑い日にいただくキリッと冷えたビールは最高のご褒美。ですが、こんな日は外に出るのも、料理をするのも億劫。料理を頑張らなくてもスーパーで買ってきたお惣菜の盛り付けを工夫すれば、自宅がちょっとした小料理屋に変身。ビールをキンキンに冷やして家呑みを楽しんでみませんか?
家呑みビールをよそ行きスタイルに変えるテーブルアイテム
お盆に小皿やグラスをセットして小料理屋のような雰囲気を出します。 さらに桶や籠、和紙など和のグッズを用いて和モダンかつ夏らしく涼しげなテーブルに仕上げていきます。
・豆皿(ChankoDining若) ・涙型小皿(文五郎窯) ・四角の小鉢(文五郎窯) ・高台小鉢(文五郎窯) ・取り皿(アクタス) ・グラス(セリア) ・お箸(雑貨店) ・桶(楽天市場~木の香 日光那須~) ・手ぬぐい(セリア) ・お盆(セリア) ・長方形プレースプレート(自作:ホームセンターのベニヤ板に塗装) ・長方形セメントトレー(自作:ホームセンターのセメントで製作) ・ガラスキャンドルホルダー(IKEA) ・和紙の折り紙(セリア) ・和紙ランチョンマット(kiji 白川香翆さん作) ・かご(大阪・道具屋筋商店街) ・お懐紙(大阪・道具屋筋商店街) ・もみじ ・ビール
ビールとお惣菜を楽しむ小料理屋風テーブルの作り方
それではここから具体的に食事前のテーブルセッティングの作り方をご紹介していきます。 メニューはいたってシンプルにスーパーのお惣菜コーナーで買えるものばかりです。
***メニュー*** ・枝豆 ・ポテトサラダ ・蛸ときゅうりの酢の物 ・焼き豚 ・天ぷら ・ビール
①一人分のセッティングを作る
お盆に小皿やグラスをセットして一人分のセットを作っていきます。 まずはプレースプレートを敷いてその上にお盆をセットします。
このとき、黒のプレートに黒のお盆を乗せるとお互いが打消しあってしまいます。 そこで、この間に1枚和紙を挟みます。
たった一枚挟むことでプレースプレートとお盆が生きてきます。
次にお盆に小皿たちとグラス、お箸を乗せていきます。 小皿たちはひし形になるように配置すると綺麗に収まります。 色味が少し寂しいので、ここにも和紙を1枚足してみます。
和紙の折り紙をこのように正面から見るとひし形になるようにセットします。 白色でもよいのですが、ワンパターンになるため、ここでは敢えて黒いお盆に映える山吹色を選択しました。
②サイドに天ぷらコーナーをつくる
サイドには長方形のプレートをテーブルに対して縦に置いて、天ぷらと塩用スペースを作ります。
平面的な空間に変化をつけるため、プレートの下にキャンドルホルダーを置いて脚にします。
今回は天ぷらを2種の塩でいただく設定のため、塩用の豆皿と天ぷら用の籠にお懐紙を敷いてプレートにセットします。天ぷらコーナーはこれで完成です。
③ビールコーナーをつくる
瓶をそのままテーブルに置くのではなく、ワインのようにクーラーに入れて演出します。
そこでクーラーとして使用するのが「桶」。 この「桶」にビールをセットして氷を張ります。 本来の使い方にとらわれず、柔軟な発想でいろんなグッズを使うのもテーブルコーディネートの楽しいところです。
ビールを注ぐときに瓶を拭けるように和柄の手ぬぐいをセットします。 桶と手ぬぐいで一気に和テイストになります。
④出来上がり
①~③をすべてセットすればセッティングは完成です。
センターの空いているスペースには天ぷら用の取り皿をセットします。 グラスは一般的なビールグラスではなく、小ぶりなワイングラスにしたことによって上品さもあり、モダンな印象になります。
お惣菜を小料理屋風に変身させる盛り付け
実際に料理を盛り付けていきます。 今回使用するのはすべてスーパーのお惣菜コーナーで買ってきたもの。 パックに入った味気ないお惣菜を小料理屋風に変身させます。
①上品に見せるには控えめを心掛ける
小鉢には山盛りにせず、余白を残して盛り付けると上品に見えます。 枝豆や焼き豚は重ねるようにして高さを出します。 この場合も山盛りにならないように少し高さが出るくらいで止めます。
②立体感を出す
塩は平らにせず、自然にふんわりと盛ります。高さがある方が指でつまみ易いというのもあります。 天ぷらもベタっと平面的にならないように、寄せて立てるようにすると立体的になります。
目にも喉にもキリット冷えたビールで乾杯!
お惣菜を盛り付けて、キンキンに冷やしたビールを注げば小料理屋のような空間の出来上がりです。
家呑みを楽しもう
凝った料理を作らなくてもスーパーのお惣菜や冷蔵庫の余りもののおかずの盛り付けに変化をつければ、大きく雰囲気を変えることができます。
見せ方を工夫していつもの晩酌をお店のような空間にしてみませんか。
自宅であれば飲み過ぎや時間も気にする必要もありませんし、ぜひ家呑みを楽しんでみてくださいね。
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