「ブランド品」好きですか?私は正直に告白します、大好きです。自分ではじめて買った高級ブランド品。それは、ルイ・ヴィトンのショルダーバッグでした。当時5万円代だったと記憶しますが、今では10万円以上します。バッグの大きさに見あわないなあ、と思うので、今だったら買わない(買えない)です。この10年での、為替変動・インフレ率の上昇、ブランドの高級化路線もあり、高級ブランド品の価格上昇率は非常に高くなっています。次の整理・整頓では、クローゼットで眠っている、意外なお宝を発見をしてみては!
気づかぬうちに、資産を増やしていることも!
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いきなりお金の話で恐縮です。 銀行に預けても金利がほとんどつかない今、
密かに人気を集めているものがあります。
「腕時計投資」です。
憧れの時計をつけるという楽しみを味わいつつ、
買取価格が上がったときには売る!という投資です。
この腕時計投資ですが、株式投資と同じく、
儲けよう、損をしたくないと思うならば、
相場のチェックはもちろんのこと、
人気のあるデザインやブランド、
希少性があるかどうかなど、
まずは時計に詳しくなる必要性があります。
もともとマニアだった人が、
トライするなら楽しいかもしれませんが、
素人にはハードルが高い!と思われるでしょう。
この「実物資産」の投資に思わぬ解決策があります。
それは「時」。
セカンダリー・マーケットでは、
買取価格は定価の1~7割といわれていて、
ベースになる「定価」が今回のカギなのです。
その説明として、私の場合をお話しします。
ひっそりとですが、金預金をしています。
戦前生まれの母親に幼少時から、
「有事の金」と教え込まれ、
貯金するなら現物重視ということで、
大きな金額ではありませんが、
金の積み立てをコツコツとしてきました。
ご存知のとおり、金・銀・プラチナは相場価格。
2000年ごろ純金1g:1000円だったのが、
2016年現在1g:4000円代になっています。
積み立てなので、実際の儲けは把握していませんが、
通帳を見て喜ぶ人の気持ちが、ちょっぴり分かりました。
(もちろん、相場によっては悲しい時期もありましたよ)
その、純金価格の上昇により、 ティファニー、ブルガリ、カルティエなどの 高級宝飾品から、そうでないブランドまで、 ジュエリーは軒並み高値の花になってしまいました。 カギである、「定価」が値上げされたからなのです。
現実問題として「ブランド品」の値上がり率は?
私の記憶のなかでも、ここはスゴイなと思うのが、
「エルメス」と「シャネル」です。
決してアウトレット市場に出てくることはなく、
数あるラグジュアリー・ブランドの中でも別格扱いのブランドです。
エルメスのバーキン、ケリーは、
革や金具の素材によって価格に幅がありますが、
通常の牛革・羊革での一番小さいサイズが、
20年前は50万円前後でしたが、
今では100万円以上するようになりました。
ほぼ倍といっていいお値段です。
シャネルといえば、「2.55」というほどの、
名作であるキルティングバッグ。
このキルティングバッグは、
2005年当時20万円代だったものが、
今では60万円近くまで、価格が上昇しています。
こちらは、2.5倍といったところでしょうか。
また、ファッションブロガーたちが持ちはじめたことで、
若い世代に火がついたヴィンテージブームにも注目。
ハイファッションブランドの「ヴィンテージ・クローズ」 「ヴィンテージ・バッグ」に人気が集まっていますので、 もしかして、タンスの肥やしの中に、 人気のバッグが眠っていることも…。 使わないようなら、ブームの今がチャンスかもしれません。 (デザインや使用状況によっては、一概にはいえないので、 そのときは、思いっきり使っちゃうのもアリです)
プラスアルファの価値感!
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以前が今より安かったといっても、
時をさかのぼって購入することはできません。
欲しいブランド品の、買い時はいつ?について。
正確な時期はいえませんが、
高額品は消費税の金額も馬鹿にできませんので、
増税時というのもアリ!
また、現地の為替が上昇したときは、
年に4回値上げしたブランドもあるようですので、
金融事情も要チェックです。
最後に、読んでくださっているスローエイジング世代の皆さまへ。
買い物で失敗した! 高いものがいいものとは限らない!
なんて、「あるある」のはず。
でも、自分が本当に気に入って買った品が、 年数が経っても価値があるものだって分かったときは、
きっとうれしい気分になるはず。
これって、きっとステキなこと!
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