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感動して自然と涙がでてしまう、宝塚 初舞台公演!

春は出会いと別れの季節。宝塚歌劇団の春のトピックといえば、毎年ニュースにもなる「宝塚音楽学校の合格発表」と「初舞台生の公演」。倍率約20倍以上の難関「宝塚音楽学校」を卒業した生徒たちは、宝塚歌劇団の一員として入団し、同期生全員で同じ舞台を踏む最初で最後の公演が、「初舞台公演」になります。


宝塚ファンにとっても楽しみな、初舞台ロケット!

via ©peych_p – Fotolia


宝塚の公演の見どころの一つである「ラインダンス」は、通称「ロケット」とも呼ばれ、入団年数の浅い下級生たちが一列に並び、同じステップ・同じ足の高さで踊るダンスです。

このラインダンスが初舞台公演では、初舞台生のみが出演して踊られます。

初めての舞台ならではの瑞々しさ、全員の一体感からくる気迫が、見ている私たちにも伝わってきて、心が洗われることまちがいなしです。 上級生たちも、この初舞台生ロケットを見ると「感動する。初心に戻る」というコメントをよくしています。

初々しい舞台姿に、客席も舞台と一緒になって手拍子で応援する感動の場面です。


初舞台生はダイヤの原石!

via ©kai – Fotolia


また初舞台公演では、1幕が始まる前にタカラジェンヌの正装である黒紋付に緑の袴姿で初舞台生が舞台に並び、口上(挨拶)をします。口上を担当するのは、通常日替わりで3名ずつ。

宝塚大劇場のロビーには、初舞台生の顔写真が貼られていてその公演で口上を担当する生徒のところには赤い花がついています。この中から、何人が未来のトップスターになるのかしら、とチェックするのもファンにとっては楽しみの一つです。


初舞台生公演が見られるのは、本拠地である宝塚大劇場のみ!

via ©Loco – Fotolia


劇場内には、宝塚歌劇の衣裳とメイクで記念撮影ができる「ステージスタジオ」や、公演で実際に使用された衣裳や小道具、スターの写真や手形などが展示された「宝塚歌劇の殿堂」もあり、公演以外にも楽しめる施設が併設されています。

機会があれば、ぜひ一度行ってみてください!

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