子育て中のママにとって、バスルームは「戦場」のひとつ。子どもが赤ちゃんであれば自分は素っ裸で子どもの服を着せ、「イヤイヤ期」といわれる2歳くらいのお子さんであればそもそもお風呂に入ろう、という気にさせるところから…。「私はいつになったら一人ゆっくり湯船につかれるのー!?(ママの心の叫び)」そこで、今回はフルタイム勤務・ワンオペ育児中の2児の母でもあるライターが実践している、「子どもとのバスタイムをラクに・楽しく過ごすためのコツ4つ」を時系列でご紹介します。
(1)子どもに「役割」をあたえる
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我が家にはイヤイヤ期まっただなかの2歳児がいることもあり、バスルームに誘うところからバスタイムがはじまります。
まずは、お風呂に入る理由をきちんと説明します。
お風呂に入りたくない、とハッキリ意思表示をするのであれば、その気持ちもしっかり受け止めてあげましょう。
仮にその時素直にバスルームに向かえなかったとしても、ママの言葉は彼の耳にきちんと入っています。
「お風呂に入りたくないのか~。だけどお外でたくさん遊んで、バイキンさんも連れて帰ってきちゃったから、お風呂できれいにしようね」
これで納得してくれればいいのですが、我が家はまずハイわかりました、とはなりません。
なにせ相手は2歳児です。
彼をこれ以上、言葉で説得するのではお風呂に入る頃にはママぐったり…
バスルームにたどり着く前から、ママが笑顔になれない…
こんな時、私のおすすめは、「子どもに役割を与える」こと。
「あなたがいないとお風呂に入れない」という状況をあえて作るのです。
我が家では、入浴剤を入れるのが子どもたちの仕事になっていて、保温・スキンケアなど、ママの求める効果があり、かつ子どもでも楽しく入れることができる形状の入浴剤を数種類ストックしています。
(タブレット、顆粒状など、お子さんの年齢に応じて自分で浴槽に入れることのできる形状を選ぶと良いと思います。)
そして、
「今日はどれがいいかなぁ?ママ迷っちゃうなぁ、選んでもらってもいい?」
「入れてくれてありがとう、○○ちゃんのお陰でお風呂いいにおいだね」
と、「仕事」をまっとうしてくれたことに対する感謝を伝えます。
(2)しばし遊んでもらう時間も有効活用
お子さんが少しの間であっても遊んでいてくれる年齢であれば、遊んで待っていてもらう間にサッと顔と髪を洗う、そんなママさんも多いと思います。
我が家のバスルームにも、100円ショップで購入した水遊びグッズがたくさんあるのですが、最近とくに重宝しているおもちゃをご紹介。
それがこちら!
「たのしい恐竜★あわドン」です。
リキッドソープとお湯を布部分に落としてなじませてストローで吹くと、おびただしい量の泡を量産してくれる怪獣さんです。 パッケージ裏面の「使い方」には「シャンプーなど」とありますが、私はボディソープで遊んでいてもらいます。 そして、髪と体を洗い終わったところで子どもを浴槽からあがらせて、子どもがボディソープで作ってくれたモコモコの泡でみんなまとめて体を洗うのです。 泡で洗いますのでお肌にも摩擦の刺激が少ないですし、子どもも楽しんでくれます。
小学生の上の子も楽しんでいます
さらに、1本で髪から足先まで洗える全身タイプのソープで泡を量産してもらえば、よりバスタイムを短縮できますね。
お子さんが作ってくれた泡で、親子でゴシゴシ。
泡をつくる過程も、モコモコと洗う過程も親子で楽しめる、ありがた~い「あわドン様」です。
最後は親子で湯船につかり、おもちゃを一緒に片づけてあがります。
(3)「とりあえずケア」はオイル美容液がおすすめ
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さてお風呂上がりにも、タスクは山積み。
子どものスキンケアと着替えのお手伝いが終わってさあ自分の身じたく、と思ったらもう自分は全身カラッカラ…。
そんな慌ただしいママの「とりあえずケア」に、私は「オイル美容液」をおすすめします。
オイル美容液は、フェイスケアであればブースターとしても使えますし、ボディや髪の保湿にも使えます。
いま私が愛用しているのは、水分と油分が2層式になっているスプレータイプのオイル美容液。
水分が含まれているのでべたつかず、かつ油分が水分の蒸発を防いでくれます。
これを頭のてっぺんからつま先まで、シューっと吹きかけて軽くなじませれば完了です。
寝る前などに物足りなさを感じたら、そのタイミングでナイトクリームなどお好みのアイテムを追加します。
ちなみに…今年は「オイル美容液の当たり年」と言われているそうです。 まだ蒸し暑い日も多いこの季節でも、心地よく使えるアイテムがきっと見つかるはず。 ご自身の肌状態に合うアイテムを、ぜひ探してみてくださいね。
(4)子どものボディケアは「アガる」形状の容器に詰め替えて
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季節を問わず、子どもの肌は荒れやすいもの。
年間を通して、スキンケアが欠かせません。
とはいえ、ここでも思うようにいかないことが…お風呂から出た瞬間に子どもはそこからいなくなっていたりします。
そこで、子どものボディケアタイムも遊びにしてしまいましょう。 私がいまの時期使用しているのがローションタイプの保湿剤なので、これを市販のスプレーボトルに詰め替えて 「えいっ!くらえ!!」と子どもの体にシュッシュッと吹きかけてなじませます。 「きゃ~!」と逃げ回ったり「自分でもやってみたい」と言い出して自分の体に吹きかけ始めたり、 お子さんの反応もそれぞれかと思いますが、ここでも「効率」を求めるとママの眉間にシワが寄ります。 逃げ回るなら待てー!と追いかけ、自分でというなら褒めながらどんどんやってもらってその間にママのアフターケアをやっちゃいましょう。
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冒頭でもお話しましたが、そもそも子育てとは、親の思うようにいかないもの。 私も試行錯誤の毎日です。 ただ、だからこそ、ママが笑顔でいられるなら多少は「手」も「気」も抜いてもいい、と思っています。 これからも、ママの笑顔を少しでも増やせたらいいな、との思いで記事をお届けしてまいります!
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