毎日の食卓に並ぶ多種多様の食器たち。最近は100円ショップやIKEA、ニトリなどでリーズナブル&デザイン性の高い商品を手に入れられるようになりました。もちろん使い勝手も良いため、私もたくさん持っています。しかし、やはり心惹かれるのはひとつひとつ丁寧に作られた作家さんの器。お気に入りの器でいただく食事はなんだか特別美味しく感じるもの。今回はモダンでかっこいい器たちをご紹介します。
文五郎窯 奥田 章さん(信楽焼)
信楽で大人気の窯元。 モノトーンの色使いが多く、スタイリッシュなデザインが印象的です。 和食でも洋食でもお料理をワンランクアップして見せてくれます。 和モダンなテーブルコーディネートにぴったりです。
Utsuwa kobako 竹口 要さん(信楽焼)
コロンとしたフォルムにノックアウトされ購入した作品。 お茶やコーヒー、さらにはサラダやスープ、ゼリーなどデザートにだって使えます。 この美しい作品を閉まっておくのはもったいなくて、ディスプレイとしても活用しています。
ギャラリー陶 ほうざんさん(信楽焼)
藍色が本当に美しくて一目惚れしたティーカップ。
お気に入りのカップでいただくティータイムはこの上ない幸せの時間です。
ギャラリーではお茶も淹れていただき、ご主人とその奥様ともお話することができました。 温かいお人柄が作品にもにじみ出るんですね。
Su-nao home 松本 圭嗣さん
オーソドックスなリム皿ですが、ザラッとした質感と1枚1枚微妙に違う表情がステキな作品。
黒いお皿は食材の色を引き立て、美味しく見せてくれます。
松本さんの作品はこのようなマットな黒が特徴。 シンプルなデザインなのに、かっこよくてすべてのシリーズを揃えたくなります。
3rd ceramics(多治見焼)
東京ドームテーブルウェアフェスティバルに出店されており、そこで出会った作品。
まるでコンクリートのような質感のお湯呑は斬新かつスタイリッシュ。
お茶だけでなく、前菜や副菜などにも活用できそうです。
人気だったようで、当日は完売しており持ち帰れませんでしたが、作家さんご本人と話ができ、後日焼いていただけることに。1か月後、待望のこの作品が届きました。
ギャラリーやイベント会場での購入は作家さんご本人とお話ししたり、交渉もできるのが醍醐味だったりします。
大森健司さん(多治見焼)
こちらも東京ドームテーブルウェアフェスティバルで出会った作品。 マットでグレイッシュなお皿は、ELLE DECOなどオシャレな雑誌に出てきそう。 男前な雰囲気で食卓をクールに演出してくれそうです。
東月窯 久保 雅裕さん
まるで金属のような光沢のある器。 ひとつひとつ色の出方や形が異なり、味わいがあります。 深さがあるので、煮物なんかにもぴったり。 フルーツやデザートを盛り付けても合いそうです。
器を楽しもう
今回はスタイリッシュでかっこいい器を作られる作家さんたちをご紹介しました。
作家さんの個性が出たり、同じデザイン、工程で作られていても色合いや風合いが違ったり・・・全く同じものは1枚も存在しないのが手作りのいいところでもありますね。
また、同じ料理でも器を変えるだけで印象が大きく変わることがあります。
そのときの気分やスタイルに合わせて器を選ぶのはとても贅沢で楽しい作業です。
秋になると各地で陶芸祭りなどが開催されます。 自分好みの器を探しに行ってみてはいかがでしょうか?
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