皆さんの体温は何度ですか?現代女性は食生活の乱れや睡眠不足、ストレスなどによって体内の健康状態が悪化し、基礎体温が36.5度以下の人がほとんど。体温が低いと、血行不良となり、顔色が悪くなったり、代謝が落ちて痩せにくい身体に。また風邪を引きやすくなることも。まずは36.5度を目標に体温を上げていきましょう。
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あなたの体温、何度ですか?
熱っぽいな?と感じたときには、多くの人が測る体温。 でも体温が低いな?と感じて測る人は、とても少ないのでは? 一見、体温が低くても特に困ることがなさそうですが、実は身体や心の不調が隠れていることも。 また女性の場合は、排卵後には体温が上昇するので、月経リズムを知るためにも体温を測る習慣をつけてみましょう。 理想の体温は36.8度。まずは36.5度を目指してみましょう。
どうして、体温が低くなるの?
低体温の原因として大きな割合を占めているのが、筋肉量の低下です。熱を生み出すのに必要な筋肉が少ないと、体温は低くなってしまいます。また食生活において、脂質や糖分の摂り過ぎは、食事バランスを崩して、基礎代謝を下げてしまいます。 その他にも、睡眠不足やストレス、冷暖房がきいている部屋に長くいることで、自律神経が乱れて、低体温に繋がってしまいます。
体温を上げる効果的な方法
一気に体温を上げる方法はありませんが、日々の生活の中でちょっと意識するだけでも、体温を上げることができます。できることから少しずつ始めてみましょう。
・食事
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食べ物には、身体を温める食べ物と冷やす食べ物があります。これらを賢く選ぶことが、体温管理には重要となります。 具体的には、生姜や唐辛子、ニンニク、ニラ、大根、ナッツ類、サバ、アジ、イワシ、羊肉、鶏肉、卵、味噌、みりんなどが、挙げられます。 昔ながらの和食を見直すとよいでしょう。 また食べ物も飲み物も、温かいものを意識して摂るようにしましょう。
・入浴
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湯船に10分浸かるだけでも、湯上りには体温が1度ほど上昇します。シャワーだけで済まさず、湯船に入ることを心掛けましょう。 ポイントは、ややぬるめのお湯に長時間浸かること! 半身浴で身体の芯から温めるのもオススメです。 天然塩にローズマリー精油を3滴加えたものをバスタブに入れて入浴すれば、しっかりと温まります。
・マッサージ
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入浴時や入浴後に、足裏をマッサージします。足裏には反射区がたくさんあるので、冷えやむくみを解消したり、胃腸など臓器の働きを活発にします。
・服装
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「首」とつくところを温めます。具体的には、首、手首、足首です。上手にネックウォーマーなどを利用しましょう。またお腹周りも腹巻や湯たんぽを使って温めます。 冷え性であっても、寝るときは靴下を脱ぎましょう。自力で温める力が無くなってしまいます。
・運動
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筋肉の動きは、血液を全身に運ぶポンプのような役割を持っているため、筋肉を使うほど血行が促進され、体の代謝が上がり、体温も上がります。 エレベーターを使わずに階段を使う、いつもより歩いてみる、寝る前にストレッチをするといったことを心掛けるだけでも、筋肉量は徐々に増加します。
体温を上げて、美も健康も手に入れる
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体温が1度上がるだけで、基礎代謝は12%、免疫力は30%もアップします。 代謝が上がることで、ちょっと体を動かしただけでも消費するエネルギーが増えるようになり、ダイエットにも効果的です。 また血行が促進されることで、肩こりや腰痛、頭痛、不眠、鬱といった症状が改善されることも。 低体温を放っておくと、肌表面を守るバリア機能が低下して肌トラブルを引き起こしやすくなります。肌にとっても、体温を上げて代謝を活発にすることでターンオーバーが正しく行われ、乾燥や老化も防ぐことにも繋がります。
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