献立を毎日あれこれ考えるのは本当に大変な作業ですよね。レパートリーが少ないと「またこのメニュー?」なんて思われそうで申し訳ない気持ちになったりします。そこで活躍するのがテーブルコーディネート。今回はレストランのような雰囲気を作ることができる「食器を重ねるセッティング」をご紹介します。いつもと違う食器使いで普段のメニューをイメージチェンジしてみませんか?
食器を重ねる
食器1枚でも食事前にテーブルにセッティングされているとレストランに来たような気分に。 ここにもう1枚お皿を足すとさらにお店のような雰囲気になります。
1.プレート+プレート(同色)
同じ種類かつ同色の大小のお皿を重ねてセット。 これだけでワンランク格が上がった感じがしませんか?
2.プレート+プレート(色違い)
同じ種類のお皿であれば色を変えてもまとまります。 もちろん違う種類でもテイストや形が合えばO.K.です。
3.プレート+プレート+スープ皿
平たいお皿の上にスープ皿をセットすると高さも出てボリュームアップ。 ボウルなどを置いてもいいですね。
4.プレート+プレート+スープ皿+ナプキン
おもてなしの時などはスープ皿にナプキンをセットする方法もオススメです。 今回はバラの形に折って入れてみました。
ナプキンを折ってみよう
ナプキンワーク 『薔薇』 - YouTube
via youtu.be
薔薇のナプキンワークを動画でご紹介します。 セッティングの際はそのままお皿のセンターに置いてもいいですし、先ほどの写真のようにスープ皿に入れたりしても可愛いですよ。
実際のコーディネート例
プレートとスープ皿の間に柄入り紙ナプキンを敷いてアクセントに。
色味は地味ですが、シンプルなお皿の方がお料理が映えることが多いため、食器を揃える際はまずはベーシックな色や柄の少ないものから購入されると良いですよ。
ちなみに今回使用しているプレートはIKEAのもの。 スープ皿はBONOXというメーカーの商品でこちらもお手頃価格で雑貨屋さんやネット通販でも購入できます。
実際の盛り付け例
献立自体はかなりシンプルな内容です。
メニュー:野菜スープ、雑穀ご飯、サワラのソテー(レタス、トマト、レモンを添えて)
大きなプレートにはメインを、小さい方にはメニューによって前菜、パン、サラダ、ご飯などを盛り付けます。
【メニュー例】
A.サラダまたは前菜、ミネストローネ、パスタ、バゲット(別途バスケットなどに入れて)
B.ポタージュ、パン、お肉のソテー(付け合せ野菜を添えて)
C.ご飯、豆乳スープ、和風おろしハンバーグ(付け合せ野菜を添えて)
D.サラダ、ピラフ(スープ皿に盛り付け)、お肉または魚料理・・・etc.
このように、この食器の組み合わせで幅広い献立を楽しむことができます。 また、お皿が同じなので変化をつけたいという場合はナプキンやカトラリー、グラスなど周囲のものをチェンジすれば雰囲気を変えることができますよ。
食事前のセッティングが豊かな時間に繋がる
食べる直前に食器やグラスなどを並べるとどうしてもバタバタしてしまい、せわしない空気になってしまうことがありませんか?食事前に食卓をセッティングしておくと自分自身も落ち着いて作業ができますし、「おもてなし感」も出て、家族や友人など食べてくれる人にも喜んでもらえます。
喜んでくれる人を前にすると料理を作る側も嬉しいですし、苦手な料理もちょっとだけ楽しく感じられるはず。 小さい頃に楽しんだおままごと気分で、ぜひセッティングを楽しんでみてくださいね。
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