サブカルなガストロノミーでいただく美しいキウイフルーツサラダ

キウイフルーツは、ビタミンCや食物繊維、たんぱく質、鉄など、17種類の栄養素がどれくらい含まれるかを比較した「栄養素充足率スコア」において、果物の中でもトップクラス。食物繊維やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素がぎゅっと詰まっています。こんなキウイフルーツをお料理でも楽しめるのが、代沢にあるガストロノミー『サーモンアンドトラウト（salmon&trout）』をご紹介いたします。

キウイフルーツの原産は中国の南部（揚子江流域）で、別名「チャイニーズ・グーズベリー（中国スグリ）」ともいいます。中国ではかなり昔から存在していましたが、栽培はほとんど行われていなかったようです。 1904年に中国を訪れた旅行者によってキウイフルーツの種がニュージーランドに持ち込まれ、農夫達により品種改良されて現在のキウイフルーツの原種が誕生しました。

その後50年ほどでニュージーランドのキウイフルーツは生産量が安定し、輸出されるまでになりました。その時代の世界情勢から「チャイニーズ・グーズベリー」を改め「キウイフルーツ」と命名。名前の由来はニュージーランドの国鳥「キウイバード」に形が似ているからともいわれているようです。なお日本に登場したのは1960年代で、日本でも比較的栽培しやすいことから国内でも生産されるようになりました。

キウイフルーツは、ビタミンCや食物繊維・たんぱく質・鉄など17種類の栄養素がどれくらい含まれるかを比較した「栄養素充足率スコア」において果物の中でもトップクラス。食物繊維やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素がぎゅっと詰まっています。

キウイフルーツの主な栄養素は、ビタミンＣ、ビタミンＥ、植物繊維、カリウム、葉酸、アクチニジン、ポリフェノール、有機酸などがあげられます。特にエイジングケアや疲労軽減に役立つといわれているビタミンＣが豊富に含まれています。同時に抗酸化作用が高く血行を促す働きのあるビタミンの代表格でもあるビタミンＥも含まれます。ビタミンＣとビタミンＥを一緒に摂ると相互作用で抗酸作用がアップします。

こんなキウイフルーツをお料理でも楽しめるのが、代沢にあるガストロノミー『サーモンアンドトラウト（salmon&trout）』。自転車屋さんの中にカウンターとテーブルのあるちょっと不思議なレストランです。実際に自転車も販売しています。

ここでいただけるのが、キウイフルーツのサラダ。キウイフルーツが器となってパクチーをはじめとしていくつかのハーブが入っています。生胡椒が味のポイントになっているのも楽しく、小さな小花が散りばめられまるで花かごのよう。器になっているキウイは皮ごと食べられるので、みずみずしい栄養を余すことなくいただけます。