運動は苦手だけど、今年こそヨガはじめてみたい!または、一度は会員になったものの、決まったクラスの時間に行けなくなり足が遠のいてしまった。ヨガと言ってもパワーヨガ・アシュタンガヨガなど、スタジオの種類が多すぎてどうやって選べばいかわからない。家でのヨガはなかなか集中できない。そんな方は必見です!「ヨガ教室に通い続けるコツ」と「お家ヨガを続けるコツ」自分に合ったライフスタイルで、ヨガを継続させる方法をご紹介します。
ヨガはどうして続かないの?
あらゆる習い事の中でも女性人気No,1といっても過言ではないヨガ。著者の住む北米カナダのヨガ人口は日本よりはるかに多いですが、ヨガ先進国のアメリカでは昨年、ヨガ人口が3600万人を突破したそうです!老若男女問わず、国民の10人に1人以上がヨガを実践していることになります。が、その一方で、ヨガは心地いいけど継続がなかなか難しいものでもあります。
その理由には、水泳やウォーキングなどと違って「決まった時間にクラスへ通うこと」と、「ゆったりとした呼吸や動作の動き」が自宅ヨガを行う際に、なかなか集中できない。効果が出てるのかわからない。1週間やらなかったから、もういいか。。など辞めてしまう理由に繋がりやすいのです。
クラスへ通う派!「ヨガ教室」選びの必須ポイント。
1:通いやすい場所を選ぶ。
これは継続するために最も大切になります。職場の駅近く、自宅の近く、買い物のついでに寄れるなど、とにかく無理なく楽に通える場所が一番です。残業が続くとき、友人や家族ごとの事で忙しい時など、限られた自分の時間にヨガをするために「わざわざ教室に通う」のではなく、ついでに寄れるぐらいの場所の方がベストです。
2:クラスが豊富でタイミングが合う。
主婦の方は家族が出かけた平日の昼間や、フルタイム勤務の方はお仕事帰りの夜など、行きたいタイミングでが開講しているかスケジュールをチェックしましょう。予約は必要か、急遽空いた時にいつでもクラスに参加できるかなども大切です。
何度か通ううちに、お気に入りのインストラクターやクラスが見つかるかもしれませんが、最初は「ヨガを続ける」ことだけを目標にして、こだわりすぎないことも大事です。
3:自分に合った料金プランが選べる。
週に3回以上通うのであれば、通い放題のマンスリーパス。または10回券、不定期ならドロップイン (1回ごとに払う当日券)など、自分のペースに合わせて通えるコストパフォーマンスが良い教室を選びましょう。
4:ヨガマットがレンタルできる。保管してもらえる。
仕事の帰りや、友達との約束のあとに教室へ行きたい時、1日中ヨガマットを持ち歩くのも負担になります。忘れた時や、外出ついでに通えるためにも、ヨガマットがレンタルできるところは便利です。また、教室やスタジオによっては、通う人達のヨガマットを保管するスペースがあるところもあります。できるだけ身軽に通いましょう。
5:経験が豊富で、自分に心地いいインストラクター。
やはりヨガの知識を学んだインストラクターに指導してもらえることは、お家でのヨガとは全く違う恩恵があります。ですが実際、場所・時間・料金と、その上でさらに自分に合った指導者を見つけるなんて難しい。。という方は、スタジオのHPや体験レッスンを通して、インストラクターの考えに共感できる。声が好き。言葉や説明がわかりやすい。緊張せずにリラックスできた。などクラス後に、自分の感じる「フィーリング」をまずは大切にしてみてくださいね。
家でヨガをやりたい!呼吸が難しいヨガを自宅で続けるコツ。
自宅で行うにはゆったりした動作と呼吸が難しいヨガ。特にせっかちさんは、ぱっぱと作業して手早く終わらせたくなる衝動にかられたり、周りの音や、ヨガのあとの予定や夕飯の支度が気になって・・などなど。その気持ちをおさえて、ヨガ独自の動きをマスターし継続するコツをご紹介します。
1:呼吸に慣れるまでは、教室に通う。またはDVDかYou Tubeを観ながら。
ヨガクラスでは、インストラクターが前で「吸って〜吐いて〜」と、そのタイミングを教えてくれるのと、音楽や教室の雰囲気などでゆったりと動くことが意識できても、1人でヨガをすると、無意識のうちに動作が速くなってしまい、呼吸も短く、浅くなりがちです。自宅ヨガなら、DVDやYouTubeなどの動画を見ながらが最初はおすすめです。慣れてきたら、映像を”見る”より、ポーズを維持する時は目をつぶったり、映像から流れるインストラクターの”声だけ”を聞きながらヨガをやってみましょう。より集中力が増します。
2:お家ヨガの天敵は「スペース」
いざ仕事をしようと思った時に、机の上が散乱しているとやる気も半減してしまうように、部屋の中にマットを引くスペースがないとヨガを継続できる習慣になりません。お家でのヨガする時はここはヨガマットの場所!などと決めておきましょう。そして、ヨガマットを「常に見える」ところに丸めて置いておくのもポイントですよ。
3:家族の前でも子供の前でも、気にせずやってみましょう。
1人の時間がないという理由で、ヨガが続けられないのはもったいないことです。家族の前では恥ずかしい・・子供が邪魔してくることもあるかもしれませんが、堂々と自信を持ってやり続けてみましょう。最初は邪魔をしていた子供が一緒にやりたがったら、家族も巻き込んで!カチコチの動きやポーズを、旦那さんが「なにそれ。。」と呆れ顔で見てたとしても、全く気にすることはありません。
家族の前でヨガをすると、ヨガに対する悪いイメージや誤解もとけていきますよ。
4:お家ヨガは夜がおすすめ。
夜ヨガをすると、体の筋肉や緊張もゆるみ疲れが取れやすくなるので、翌朝の目覚めもすっきり。また、1日のうちでも朝や昼に比べて夜は時間に余裕があるので、ゆったりと行うことができます。ヨガマットを広げられなかった日でも、ベットの上で1つのポーズを取って5分ゆっくりと呼吸する。これだけでも毎日やるのと、やらないのでは大きく違います。
ベッドの上でCDの音だけを聞きながらできる「ヨガニドラー」もおすすめです。 ヨガの呼吸法は副交感神経の働きを高めるので、リラックスされ良質な睡眠へ入りやすくなりますよ。
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あなたの意志が弱いのではないのです。仕組みを変えましょう!
ヨガは一度でいいから、本当のヨガの先生から「呼吸の仕方」を学ぶことをおすすめします。フォームとか見た目のことではなく、自己流では呼吸を間違えやすいのです。ですが、ヨガ教室に行くことができないからとか、家ではヨガをする環境が整わないからと、ヨガを実践できない人も多くいます。理想的にはヨガに集中しやすく環境が良いことに越したことはありませんが、それが整わないからヨガを辞めてしまうと言うのは本末転倒したことになります。
「場所や環境こだわらず、マットに立つ」
著者の私も仕事が忙しくスタジオに行く時間がないと、気がつけば3ヶ月もスタジオに行ってない!!なんてこともあるのです。自宅にヨガのためのお部屋なんて贅沢なスペースがあるわけでもなく、ただヨガマットを引くスペースだけを確保し、犬達がマットの上にガンガン乗ってこようが(笑)気にせず小さなスペースで練習しています。これからヨガをはじめる人も、最近やらなくなっちゃった人も「さあやるぞ!」と気合いを入れるより、「場所や環境こだわらず、マットに立つ」これだけを大切にしてみてください。
それこそが、ヨガを長く続けていくポイントです。
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