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「ぶっかけ素麺」を和モダンスタイルで~料理が苦手な人のためのテーブルコーディネート~

夏はさっぱりツルッと食べられる素麺が恋しくなる季節。ささっと作れるので料理が苦手な私たちにもありがたい存在です。今回はそんな簡単メニューの「ぶっかけ素麺」を和モダンなテーブルでいただきます。

使用アイテム


暑い夏は料理も省エネで行いたいですよね。 そんな日のメニューはシンプルに「ぶっかけ素麺」とデザートの「冷やしぜんざい」の2種。

テーブルもシンプルに黒・ガラス・グリーンでコーディネート。 使用する食器やグッズはIKEAのものなどリーズナブルなものばかりですが 安っぽくならないようモダンに仕上げていきます。

・ガラスボウル(IKEA) ・黒いプレート(IKEA) ・ランチョンマット(IKEA) ・ガラス湯呑 ・シルバーのお椀(大阪 道具屋筋店舗) ・黒い小皿(アクタス) ・ガラス急須(ハリオ) ・竹箸(無印) ・ガラススプーン(スガハラガラス) ・ポットスタンド ・花器(IKEA) ・もみじ ・てぬぐい ・テーブルクロス(IKEA)


「涼感」を出すワンポイントを入れる


「植物」を活用する

テーブルコーディネートをする際に外せないのがナプキン。 今回は和食ということもあり、和柄のてぬぐいをナプキン代わりに用いてみました。

折り方は、まず細長い長方形に折りたたんで、それを真ん中に向かって一度結んだだけです。

さらに、もみじの葉をてぬぐいにセットすると一気に夏らしさを出すことができます。 もうすぐ七夕。 もみじでなくても笹の葉なんかもいいですね。

ガラスボールの脇に上記のてぬぐいを添えてセッティング。 鮮やかなグリーンが黒いプレートに映えます。


ガラスを活用する

デザートの冷やしぜんざいはモダンなお椀に。 スプーンも一緒にセットするため、黒い小鉢を受け皿として使います。

スプーンは竹製のものと迷いましたが、黒い器やシルバーのお椀と合わせると 重たい印象になってしまうため、スガハラガラスさんのガラス製のものを使用。 クリアで透明感があるため、これがひとつ入るだけで涼しげな印象になります。

黒×ガラス×グリーンで「涼」を感じるコーディネート

黒の割合が多いですが、ガラスやもみじのグリーンを取り入れることで涼を演出。 もみじは短くし過ぎず、自然に流れるような曲線を生かして花器に生けています。 このとき、テーブルの内側に流れるように向けるのがポイント。 外側に向けてしまうと、テーブルの外にはみ出して空間のまとまりが悪くなってしまいます。


梅×大葉×オクラのぶっかけ素麺

ぶっかけ素麺の具材はいたってシンプル。 「梅干し」「大葉」「オクラ」を素麺の上に盛り付けるだけ。

梅干しはクエン酸を多く含むため、夏バテにもいいとされています。 盛り付け時には赤い色が入りますのでアクセントにもなります。 そして梅と抜群に相性の良い大葉と見た目がかわいくネバネバパワーのオクラもトッピング。 最後に白ゴマを軽く振って、めんつゆを注げば出来上がりです。


食材やドリンクの色を生かす

涼感を出すためにガラスの急須や湯呑を使っていますが、実はもうひとつ理由があります。 それはお茶の色を見せること。 グリーンティーのさわやかな色を見せることで、テーブル全体に色味が加わりますし、 さらに涼しげな印象になります。

ガラスの器に夏野菜のサラダなんかを入れてもカラフルで彩をプラスできますね。

このようにガラスを使う際はどんな色の食材やドリンクを入れるかも考えて メニューを考えるようにするといいですね。


季節感を大切に


今回は「夏」ということで、シンプルながらも涼しげなアイテムを取り入れたコーディネートをご紹介させていただきました。

季節に合わせて、その時々の自然を愛でることができるのは四季のある日本ならでは。 ぜひ「季節の植物」や「季節感を表現できる食器」を用いて四季折々の食卓を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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