読むとお腹が減っちゃうグルメマンガ。深夜の夜食テロと話題になった『孤独のグルメ』をはじめ、『美味しんぼ』や『深夜食堂』など、ドラマ化された作品も多数!お家ごはん、食べ歩き、お取り寄せなどなど、「おいしいご飯」マンガをご紹介します!
「おにぎらず」と「いなばのタイカレー」
まずご紹介するのは『クッキングパパ』。連載開始から31年という長寿作品で、最近ではクックパッドで火がついた「おにぎらず」のルーツとして話題!
無骨な外見をもつ荒岩一味の特技は料理。プロ級の料理の腕をもつサラリーマンで、家族や同僚たちに料理をふるまい、おいしいものを食べてみんなが笑顔いっぱいになるのを、何より大切にしているステキな主人公です。
一話完結型で、料理の詳細なレシピがとても分かりやすく、そこに書かれている荒岩の「うまいぞ」の言葉が、おいしそう~のダメ押しポイント。
「おにぎらず」は、1990年の「モーニング」に掲載され、単行本22巻収録された料理。話のあらすじは、産まれたばかりの娘の子育てに大変な奥さんをサポートしていて寝坊!息子のお弁当を「5分で作る!!」といって作ったもの。ブームにのって、レシピ本もたくさん出版されているので、まだの人はぜひ!
次は『クッキングパパ』とは毛色の違う『めしばな刑事タチバナ』。
とあることが原因で城西署へ左遷された立花が、身近なB級・C級グルメのうんちくを語りまくりるという、語るだけというスタイルのマンガです。「めしばな」がきっかけで事件が解決(することもある)、またちょっとほろりとさせるストーリーも魅力。
どれも実名ででてくるので、「今度食べてみよう」が多い中での一押しは、ネットで拡散され一時は品薄状態にもなった、いなばのタイカレーです。5巻に収録された第54話「タイカレー缶詰」に登場しました。我が家では常に備蓄されていますが、ホント缶詰なめてました。ツナとカレーという組み合わせが、こんなに合うなんて!
「あるある」とついついうなずいてしまう、お店・食べものネタ満載の一冊です。
グルメマンガはどこまで進化するのか?
とにかく豊富なジャンルで、どれを読むのか迷ってしまうグルメマンガ。
なるべく最近のもので、おすすめのマンガをまとめました!
『おとりよせ王子 飯田好実』 SEとして残業続きの日々を送る、飯田君の密かな楽しみは、全国からお取り寄せするグルメの数々。 実際私も、たちばなのとん汁や燻製たまごのスモッちをお取り寄せしました。
おいしかったです~♪よりおいしく食べるための食べ方も描かれていて、お役立ちです!
『花のズボラ飯』
アマゾンのレビューを見ると否定的な意見も多いのですが、私も仕事が忙しいときは、部屋の片付けは週一だし、コンビニ弁当続きの日々になるので、このズボラ飯レシピには助かってます!
『あさめしまえ』
朝の早起きができない私の、朝ごはんへの憧れはかなりのもの。近所にあるといいなあと思ってしまうのが、作中の食堂「アサメシマエ」。お店を営む日高元を中心に描かれる、様々な人間ドラマが秀逸です。シリアスなエピソードも多いのに、後にひきずらないのは、おいしそうでホッコリする、レシピの存在が大きいです!
『きのう何食べた?』 料理本よりレシピを参考にさせてもらっている一冊。キッチンで濡れても平気なように、ビニールカバー付きの限定版が2巻・8巻と発売され、読者のことを出版社分かっているんだな、とツボでした。
著者さんの『愛がなくても喰ってゆけます。』という著作で、食べものへの愛情の深さを感じていたので、おいしそうな家庭料理が毎話登場するのも納得!
食べる女子という、ジャンルのマンガも増えてきていて、中でも『ラーメン大好き小泉さん』『忘却のサチコ』『ワカコ酒』がおすすめ。
どれも、おいしいものを食べて(呑んで)いるときの、しあわせ感がひしひしと感じられて、読んでいると元気がチャージされます!
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