族や親しい友人とのカフェタイム。お茶とお菓子を楽しむカジュアルなテーブルを作ってみませんか?今回は簡単にマネできるカフェタイムのコーディネートを洋風、和風の2パターンご紹介します。
ベニヤと紙でベースを作る
ティータイム用にほどよい大きさのトレーやプレートがない場合はホームセンターで販売されている安価なベニヤ板や合板などがオススメです。ホームセンターではカットサービスもありますので好きなサイズにカットしてもらえます。お茶用にはランチョンマットより小さめのサイズ20cm×30cmくらいがちょうどいいですよ。
ベニヤのままでもラフな感じで使えますが、今回は柄入りの和紙を合わせます。
和紙の幅がベニヤよりも広いので両サイドをベニヤに巻き込んで完成。 ベニヤだけ、和紙だけを敷いてもOKですが、合わせて使うと凝った感じになります。 また、紙は和紙でなくても画用紙や包装紙、折り紙など何でも構いません。デザインやサイズなど紙1枚で雰囲気をチェンジできますので、アレンジを楽しんでみてください。
一人分のセッティングを作る
ベースが出来たら、あとはコーヒーカップとケーキ皿をセットしていきます。プラスαでナプキンを添えても良いですが、今回はおしぼりを用意。アロマオイルを少し垂らした水につけておくといい香りが移ります。オススメは殺菌効果のあるフランキンセンスやユーカリなど。夏であれば使用する直前まで冷蔵庫で冷やしておくと、ひんやり気持ちよくてこれだけで幸せな気分になっていただけますよ。
センターにはテーマがわかるものを
テーブルセンターには木製トレーにドリップポット、コーヒーシュガー、ミルクポットをセット。空いたスペースには紙ナプキンとスプーンを無造作な感じに置けば、整い過ぎず、カジュアルな雰囲気を出せます。
テーブルコーディネートではセンターにお花が飾られることが多いですが、このようにコーヒーグッズを置くだけでもカフェタイムを演出できますよ。
相手に合わせたセッティング
今回のカフェタイムメニューは美味しいと口コミのプリンとホットコーヒー。 用意したカトラリーはプリン用のスプーンのみ。 ゲストは全員ブラックでコーヒーを飲むため、あえてコーヒースプーンは出していないのです。もし、好みがわからなければスプーンのセッティングが必要ですが、知っている場合は相手に合わせてセットすると「自分の好みを覚えていてくれた!」と喜んでいただけますよ。
実はもうひとつ、工夫があります。それはプリンとお皿の間に1枚ペーパーを敷いていること。 見た目が可愛くなることに加えて、ガラス容器を置く際に直接お皿に置くとカツンと音がしますが、こうすることで音を和らげる効果もあります。食べる人が気を遣わなくていいようにセッティングすることも大切ですね。
ベースはそのままに「洋」から「和」へ
特に女性だけのお茶時間はエンドレスに会話が続きますね。 コーヒーのおかわりがなくなった頃合いをみて、さっと次のメニューに衣替え。 センターのトレーはそのままで、コーヒーグッズを下げて急須と小皿に和菓子を入れてお出しすると一気に「洋」から「和」へ変貌をとげます。 こんなとき、木製トレーは洋でも和でも合うことが多いので重宝します。
コーヒーカップとケーキ皿も衣替えをして和風に。
和菓子はお懐紙を敷くと上品な印象になります。 小さなことですが、このひと手間が相手に丁寧な印象を与えます。
まとめ
今回ご紹介したのはとてもシンプルなコーディネートですが、おしぼりや相手に合わせたセッティング、和へのチェンジ、お懐紙など、小さな工夫を散りばめています。
華やかなテーブルでなくても、相手のことを想ってコーディネートすることでおもてなしの心を伝えることができるのです。
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