住宅街を歩くと、いろんなところで春を感じることができます。 小さなつぼみをたくさん持った雪柳。エンジ色と白が素敵な沈丁花。 でも、私が感じる春の色は黄色、春だなぁと思うのは、路地でなにげなく咲いている宿根草の福寿草(フクジュソウ)です。
住宅街を歩くと、いろんなところで春を感じることができます。 小さなつぼみをたくさん持った雪柳。エンジ色と白が素敵な沈丁花。 でも、私が感じる春の色は黄色、春だなぁと思うのは、路地でなにげなく咲いている宿根草の福寿草(フクジュソウ)です。 毎年同じ場所に同じ時期に顔を出してくれる。
福寿草について
フクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)は、キンポウゲ科の多年草。
英名:アムールアダニス 別名、ガンジツソウ(元日草)。
福寿草の名前の由来は、中国で黄色が縁起のいい色とされていることにならったものだといわれ、“幸せと長寿を祝う花”として福寿草になったようです。
英名のアダニスの語源とされているのが、ギリシャ神話。 キプロスの王子アドニスは野猪に殺されてしまいます。 それを悲しんだ美の女神アフロディーテが涙を流すと、王子の流した血と混ざりあい、一輪の花が誕生したそう。
福寿草の楽しみ方
お正月用の寄せ植えとして、店頭に並びますが、できれば不格好でも、鉢の高さのあるものを購入してくださいね。
もともと、ゴボウのようにしっかりとした長い根を張る植物です。
根を短く切られた寄せ植えは、あまり長持ちせず、枯れてしまうことも。
春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごします。 とてもロマンチックな名称で、スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)とも言われています。 直訳すると「春の儚いもの」「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれているよう。ご参考まで。 私も春先から夏まで活動し、その後は、のんびり、フクジュソウのようにすごしたいな。
福寿草の花言葉
花言葉は、「幸福を招く」「永遠の幸せ」です。
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