あなたは「赤」から、どんなイメージが浮かびますか?「赤」が、人の身体や心理に与えるイメージ効果を知って、日々の生活や仕事に活用してみませんか?4,000人が登録しているアロマ&カラーセラピーのコミュニティを運営する筆者が分かりやすくお伝えします。
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「赤」から何を感じますか?
「赤」を見たとき、あなたの身体は何を感じますか?
ブルブルっと寒さを感じるという人は、あまりいないかと思います。
赤は、暖色の代表的な色で、暖かみ/温かみを感じる色です。
また、情熱的でエネルギーを感じさせる色でもあります。
精神に刺激を与え、活動力や肉体的な力を表現します。
赤は、暖かく感じさせる効果があります。 実際に、赤色に囲まれた部屋では、青色に囲まれた部屋に比べて、体感温度が2~3℃程高く感じます。 また、赤の光が交感神経系を興奮させるため、脈拍と体温が上がり血流がよくなります。 冷え性や低血圧でお悩みの方は、赤色の下着や靴下を身に着けるとよいでしょう。
「赤いパンツ」のヒミツ
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赤色の下着といえば、「赤いパンツ」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
おばあちゃんの原宿とも称される巣鴨には、赤いパンツを売るお店がたくさんあります。
以前、巣鴨の近くに住んでいたため、よくよく見かけてはとても気になっていました。
でも、赤いパンツなんて恥ずかしい!と、なかなか足を踏み入れることができずにいました。
そんなとき、母が巣鴨に用事があったようで、お土産にと赤いパンツを買ってきてくれました。
えぇ~!と言いつつ、袋を開けてみると、とってもお洒落なデザイン!履き心地も抜群です。
赤いパンツの人気の秘密。
それは、健康に良いと言われているからです。
赤は心理的にアクティブな作用のある色。
そのため、赤い物を身に着けることで、暖かく感じたり気持ちが元気になります。
自分自身の行動を積極的にさせてくれるので、恋愛に対して臆病な人にもオススメです。
また東洋医学では、赤いパンツを身に着けると、おへその下にある丹田というツボの気の巡りがよくなり、血行や代謝がよくなると考えられています。
さらに!人間の体にある「気=エネルギー」の出入口であるチャクラのうち、尾てい骨から脊髄の下(生殖器や肛門あたり)にある第1チャクラは、生きる力を意味しますが、この第1チャクラに対応する色が赤なのです。
身の回りにある「赤」を見てみましょう
あなたのご自宅にある食品を見てみましょう。
気付かれましたか?
食品メーカーのロゴは、圧倒的に赤が多いのです。
なぜなら赤は、食欲を増進させる心理的効果があるからです。
こちらは、我が家にあった食品の一部です。
お菓子メーカー、乳飲料、ハムなどの加工食品、全て赤のロゴでした。
ちなみにこれらが青色だと、どんな印象でしょう。 飲料メーカーで清涼飲料水に関しては青色を使うことがありますが、一般的に青色は食品には使用されません。 なぜなら青色は食欲を減退させる色と言われているからです。 それを逆手にとり、ダイエットしたいときは、テーブルクロスやランチョンマット、食器などを青にするといいでしょう。
美味しそうに、そして満足させる「赤」
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食事を美味しそうに見せるには、赤や黄色系に見えることが大切です。
食事をする環境が赤みや黄色みを帯びていると、食欲が増進するので、ランチョンマットや食器などで取り入れてみましょう。
ファミリーレストランやファストフード店を想像すると、わかりやすいですね!
ファミレスやファストフード店といえば、お店の空間も赤色が使われていますね。 赤色は、与える興奮効果によって、時間経過を体感よりも早く感じさせるのです。 どういうことかといいますと、例えば実際は20分しか経っていないのに、30分以上経過したと感じることです。 お店でゆっくりできたという満足感を与えつつ、回転率を早めることができるのです。
お財布の紐を緩める「赤」
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赤色は購買色・販売色・欲望を刺激する色と言われています。 目を引き関心を集めることから「SALE」「大特価」など、引きの強い文字に使われています。 赤を広告やパッケージに入れる・入れないで売上が20%違ったという実験結果もあり、バーゲンセールには欠かせない色になっています。
「赤」を好む人
赤は1番初めにできた色といわれ、全ての始まりの色と称されます。 赤は、地に足をつけて、力強く生きていくためのエネルギーを発します。 そのため赤を好む人は、現実主義でエネルギッシュに行動している人が多いです。
勝負運をアップさせる「赤」
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古来より赤は、戦の色として利用されてきていました。
身に着けるとアドレナリンの分泌を活発にし、交感神経を興奮させ、気力と体力を強化して戦いに挑むことが可能です。
オバマ大統領やタイガーウッズが、勝負色として取り入れているのは有名ですね。
野球やサッカーなどのスポーツのユニフォームも、赤の勝率が高いことが知られています。
勝負色を取り入れたいときは、常時使用するのではなく、いざ!というときに使うのがポイントです。 さらに赤い色の食べ物を食べるのもオススメです。 トマト、赤ピーマン、赤パプリカ、赤どうがらしなどを料理に取り入れて、赤の強運エネルギーを味方にしましょう。
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ここまで「赤」の持つ色の効果をお伝えしてきました。 例えば、仕事で「ここぞ!」というときに、赤い物を目につくところに置いたり、身に着けたり、自分の気持ちを前向きにしたいときに取り入れるのも良いでしょう。 自宅で料理をもてなすときには、ランチョンマットなどで色のパワーを活用できそうですね。 また健康管理の面では、冷えが気になる方には特にオススメのカラーです。 ぜひ、日々の生活に上手に取り入れてみてくださいね。
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