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部下や同僚、家族やパートナー、お友達や自分自身を今日、何回褒めましたか?もしかしたら、褒めるよりも怒る方が多いかも・・という方も少なくないかもしれません。そして褒めることが苦手という方も。実は、褒めるのが上手な人は、幸せになるのも上手なんですよ。

「褒める」とは「認める」こと


子どもの頃、お父さんやお母さん、先生に褒められると嬉しかったですよね。 褒められるために、一生懸命頑張ったという方も多いのではないでしょうか。

「褒められたら嬉しい」というのは、大人になっても変わりません。 子どもの頃のように、褒められて無邪気に喜ぶことはなくなったとしても、「褒められるのは我慢がならない」「褒められるなんて、気分が悪い」という人はいないのでは?

人には認められたいという承認欲求があり、これは誰しもが持っている欲求です。 褒められるということは、認められるということ。 認められると承認欲求が満たされるので、とても心地よくなるのですね。 

褒め上手な人は、人の良いところを見つけることが上手


誰かを褒めるというのは、その人の良いところが分からないと出来ません。 ですから、人を褒めるのが上手な人は、相手の良いところを見つけるのが上手な人なんですね。

そして、相手の良いところを見つけるのが上手な人は、自分の良いところを見つけるのも上手なんです。

「えっ?私、人の良いところは見つけられるけれど、自分の良いところは見つけられない」という人は、ただ単に気付いていないだけ。 自分のことを認めるのがヘタなだけです。

そういう人は、まず誰かの良いところを見つけたら、「私にも同じところがあるよね?」と考えてみてください。この時のコツは「あるかな?」ではなくて「あるよね?」と考えること。

「あるかな?」って考えると「ない」っていう結論になりやすいんですけど、「あるよね?」だと「ある」というのが前提なので、「あー、あった!」となることが多いのです。

こうやって相手の良いところを見つけて相手を褒めるたびに、自分の良いところも見つけることが出来ると、少しずつ、自分の良いところを見つけるのが上手になるはずです。


褒め上手な人の周りは、ポジティブな空気が溢れてくる


人を褒めるのが当たり前になるとどんなことが起こると思いますか?

周りがどんどんポジティブな空気に変わってくるのです。 なぜなら、人を褒めるときには笑顔でポジティブな言葉を使っているからです。

人を褒める時に仏頂面だったり、怒っていたりする人はいないですよね。 もしかしたら、褒め言葉を言うのが苦手で、ぶっきらぼうになってしまう人はいるかもしれないけれど、それでも、どこかに「柔らかい」雰囲気は入ります。

そして、相手を「褒める」時の言葉は総じてポジティブです。

笑顔が溢れる人の周りは、いつも笑顔が集まります。 ポジティブな言葉を使う人の周りは、ポジティブな言葉を使う人が集まります。

笑顔が増えてポジティブな言葉が増えるということは、それを実感出来るような出来事が起こるということです。そう「幸せ」を感じる出来事が増えるということですね。

人を褒めるというと、すごく難しく考える方もいるかもしれません。

でも、そんなに難しく考えなくて大丈夫。 「今日のスカート素敵だね」 「この間の仕事、あなたにお願いして良かった。ありがとう」

こんな風に身近なところからなら、初められる気がしませんか? ぜひ、褒め上手になってくださいね。

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