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後編:後世にアルガンオイルを伝えていく

日本ホリスティックビューティ協会発信のメルマガ「Holistic Beauty Journal」に、アルガンオイル15周年を記念してコラムが連載されました。

皆様にもっとアルガンオイルを知っていただきたく、当コラムを転載し、3回にわたってご紹介いたします。本記事は最後の締めくくり、後編3回目のコラムとなります。

アルガンオイルを作るためのアルガンの実は、


熟して自然に木から落ちた実のみを


製造に使うことが国の法律で決められています。



成熟した実ですから、


もちろん栄養価も香りも色も、


品質が最高な時です。



さらに、その木の実の中の


原料の元である仁(じん)は、


現地の女性たちが一つ一つ


丁寧に手摘みで選別し、


良質な仁だけを使用するため、


さらにクオリティーの高いオイルが作られます。



片や、商業的に実を故意に木から落とし


製造したオイルは未熟な品質であり、


且つ、翌年からその箇所からは


実が生らなくなるため、母体である


アルガンツリーの価値がなくなります。



木に生っている未熟な実を使うことが


新鮮だ、という誤った情報や、


アルガンの実を食べたヤギの糞から


何度も精製した品質を疑うようなものを


アルガンオイルと謡い製品化されている


という恐ろしいうわさも。。



外用としても食用としても使用できる


アルガンオイルが間違った扱いをされ、


誤解を招く品質のものが


蔓延ることを放っておいたら


正しいことが未来に伝わりません。



私たちは、伝承を未来へ伝えるための、


過去と未来をつなぐ「点」であると考えています。



植物の恩恵を未来へ繋ぐ「点」である私たちは、


先人たちから受け継いできた古くからの教えを、


間違いなく後世に伝えていかなければなりません。



そのためには、現地の仲間たちと協力し、


彼らをサポートすることが必要だと感じ、


利益の一部を寄付することにしました。



それが私たちの願いであり、


未来へ繋いでいきたいことだからです。



多くの方がアルガンオイルを利用することが、


地球の裏側のモロッコ原住民族、


ベルベル女性たちの暮らしやアルガンの森の再生、


および砂漠化防止をサポートすることに



つながるのです。

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