米ペルーのアマゾンに古来生息する植物グリーンナッツから摂れる「グリーンナッツオイル」をご存知ですか?亜麻仁油やエゴマ油と同じオメガ3に分類されるこのオイルには、アレルギー、アトピー体質の方には効果的なチカラがあるんです!
オイルブームがまだまだ続く日本ですが、数多あるオイルの中で何故かあまり注目されずひっそりと存在しているオイルがあります。 南米ペルーのアマゾンに古来生息する植物、その名も『グリーンナッツ』。 別名インカインチ、サチャインチとも呼ばれています。
鮮やかなグリーンの、星のような可愛らしい形のさやに収まっている種子を絞って作られたものが、筆者が密かにリピートし続けている『グリーンナッツオイル』です。
実は数年前にフィトテラピー(植物療法)のスクールに通っていたときに、講師の女性がとてもこのオイルを推していてアレルギー、アトピー体質の方には是非取り入れてもらいたいと熱弁していたのが印象的でした。
それもそのはずこのグリーンナッツオイル、アレルギーの炎症を抑えると言われているαリノレン酸含有率が50%と優秀な値です。 しかも、亜麻仁油やエゴマ油と同じオメガ3に分類されるこのオイル、驚異的なのは天然のビタミンEを100g中、200mg含んでいること。 これはビタミンEをたくさん含んでいる代表格のアーモンドが100g中29.4mgと比較すれば歴然の差ですよね! しかも他のオイルに比べ抗酸化力は2.5倍でアンチエイジングオイルと言っても過言ではないのです。
効能としてあげられているのは
・認知症
・アルツハイマー予防、改善 ・学習能力、記憶力の向上
・アレルギー症状の緩和(花粉症、アトピー、喘息)
・生活習慣病の予防と改善
・うつの予防、改善 ・美肌美容効果
などがあり、中医学的に診ると陰虚体質(水が足りず、全体的に乾燥が目立ち痩せた体つき)で、肌や髪が乾燥気味で体力持続力のない方や慢性的なアトピーに悩まされている方にオススメのオイルなのです。
厚生労働省でもオメガ3の摂取を推奨しているようですが、一日の摂取基準は男性で2.1〜2.4g、女性で1.8〜2.1gで、グリーンナッツオイルであれば小さじ一杯程度で摂取基準に達します。 ところで肝心な味ですが、亜麻仁油やしそ油、エゴマ油に比べるとかなり青臭みが強く、独特な味です。 上記のオイルの中ではトップクラスでクセがあるといっても過言ではありません。 ただ、筆者は逆にこの味がほかのオイルよりなじみやすく、さすがにこのままでは食しづらいので、オリーブオイルと混ぜてドレッシングにしたり、そのままパンに付けて食べたりしています。
残念ながら原産国ペルーでのエルニーニョ現象による天気の影響で生産困難な状況らしく、一時販売休止のお店もあるようです。
もし偶然見つけたら! アマゾンのパワーを秘めたオイル、是非トライしてみてはどうでしょう。
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