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「楽器の女王」と呼ばれる理由~ヴァイオリン~

ピアノが「楽器の王様」と呼ばれるのに対し、ヴァイオリンが「楽器の女王」と呼ばれるルーツを探ってみたいと思います。


数学の黄金比


線分をA,Bの長さで2つに分割するとき、A:B-(A+B)が成り立つ分割のA:B。 ちなみに、筆者は数学が苦手です・・・。 この比率で構成された物質は、クモの巣、ひまわりの種、葉っぱの重なり自然界にもたくさんあります。


そして、ヴァイオリンもこの黄金分割比で作られているのです。 愛の女神ビーナスの体もこの、黄金比で作られているのだそう。ピアノが「楽器の王様」と呼ばれるのに対し、ヴァイオリンが「楽器の女王」と呼ばれるのは、なんとなく納得がいきますね。


ヴァイオリンのおすすめ名曲


ヴァイオリンの音色を楽しめる楽曲をいくつかご紹介したいと思います。

■エルガー:「愛の挨拶」

イギリスの作曲家エドワード・エルガーの「愛の挨拶」。 結婚式やブライダルパーティーではかなりの確率でリクエストを受ける1曲です。 エルガーは、1888年にアリスさんとの婚約記念に「愛の挨拶」を贈りました。 そして、翌年に結婚!何とも素敵なエピソードですね。 ちなみに、出版当初はドイツ語表記(Liebesgruss)だったのですが、フランス語の方がオシャレで人気がでそう・・・とSalut d'amour(フランス語)に表記を変更されたのだそうです。

愛の挨拶/Salut d'amour - YouTube

エルガー作曲:愛の挨拶(ヴァイオリン+ピアノ) ヴァイオリン:崎谷直人 (神奈川フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスター)ピアノ:伊藤慧

■メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲


3大ヴァイオリン協奏曲の一つとして、とても有名です。メンデルスゾーンらしい哀愁ある旋律、華やかな技巧によって彩られた、傑作です。フィギュアスケートで安藤美姫さんがFSで使用したこともありますね。

■フランク:ヴァイオリンソナタ

ベルギーの作曲家フランク。ヴァイオリニストで作曲家のイザイの結婚祝いにプレゼントした曲です。 ヴァイオリンとピアノの関係が対等で、ピアニストとしても弾きがいのある名曲です。

ヴァイオリンは、ご存知のとおり弓(馬の尻尾の毛)で弦をこすって音を出す楽器です。ピアノや管楽器とは一味違ったロマンチックな音色を楽しんでみてください!!

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