今年も花粉症シーズンが到来しましたね。 くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状に悩まされて、「美」から遠ざかってしまう人も多いのでは? 今回は、植物の力を活用したナチュラルな花粉症対策をお伝えします。
ハーブを活用してみよう
ヨーロッパなどで薬草として使われていた植物であるハーブ。 穏やかに作用し、続けやすいのが特徴です。
・エルダーフラワー
アレルギー症状を和らげる抗アレルギー作用や抗炎症作用を持っているハーブです。 喉のイガイガや痛み、気管支の炎症に良いとされています。濃い目に煮出したエルダーフラワーのハーブティーでうがいをする習慣を身につけてみましょう。 また、コーディアル(シロップ)としても売られているので、水や炭酸水で割って飲んだり、アイスやホットケーキなどにかけてみるのもオススメです。
・ペパーミント
鼻づまりをスッキリさせたいときに役立つハーブです。 花粉症は、ヒスタミンが増加することで症状が出ますが、そのヒスタミンの生成を阻害する働きを持つ成分が含まれています。 水溶性の成分のため、ハーブティーで取り入れるのがオススメです。 またハーブにお湯を注ぐ際に立ち上る湯気を吸入すると、鼻の通りが楽になります。
・ネトル
抗ヒスタミン成分が含まれているので、花粉症などのアレルギー症状を和らげる効果があると言われています。鼻づまりや目のかゆみに有用です。 ハーブティーとして試してみるのがオススメですが、単体だと飲みづらいという声も多いので、ペパーミントやカモミールとブレンドすると良いでしょう。
外出先では、アロマスプレーが大活躍!
植物の恵みをぎゅっと濃縮した精油を使って花粉症対策のアロマスプレーを作ってみましょう。つらい!と感じたときに、すぐにケアできます。
<作り方>
①スプレー容器(50mlサイズ)に、無水エタノールを5ml入れます。 ②精油を合計で10滴入れて、よく混ぜます。 ③スプレー容器の肩の部分まで、精製水を加えて、よく振れば完成です! オススメの精油としては、ティートリー、ユーカリ、ペパーミント、マートル、カモミールジャーマンがあります。 空間にスプレーしたり、マスクの外側にシュシュっとスプレーすれば、鼻づまりの解消や気分転換にもなります。
フラワーレメディで メンタル面もケア
長引く花粉症の症状は、イライラしたり、やる気がなくなったりと、メンタル面に影響が出ることも。そんな不快感を穏やかにケアしてくれるのが、フラワーレメディです。 フラワーレメディとは、植物のエネルギーを転写したものです。野生の花や、植物を太陽に当てたり、煮沸することによって作られています。このエッセンスを飲むことにより、ストレスやマイナス感情を和らげていきます。
・クラブアップル・・痛みによるつらさを癒します。
・オリーブ・・・疲弊した身体を癒します。
・ゲンチアナ・・憂うつな気持ちを良い方向へと導きます。
・ワイルドローズ・・ぼーっとした気持ちから回復させます。
植物のパワーで、心にも身体にも優しいケアをしてみませんか?
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