春先は、イマイチ、調子が出ない。足先が浮腫みやすい。身体が重だるい。吹き出物が出る。そんな症状はありませんか? これから出回る春野菜で、冬に溜めこんだ毒素をしっかり排出していきましょう!
via www.photo-ac.com
寒い冬の間、動物が冬眠するように、人間も出来るだけエネルギーを使わないで温存しています。
冬の間、新陳代謝が鈍り、脂肪や毒素を溜めこんでしまう事で体内に老廃物が多くなり、水分をため込んで更に、代謝が低下してしまうということです!
春先は、イマイチ、調子が出ない。
足先が浮腫みやすい。
身体が重だるい。
吹き出物が出る。
そんな症状はありませんか?
これから出回る春野菜で、冬に溜めこんだ毒素をしっかり排出していきましょう!
春野菜には、強い香りや苦みを持つものが多いのですが、この香りや苦みが 実は、毒素や老廃物を排出する為に欠かせないもの。
via www.photo-ac.com
春野菜の苦み成分は「植物性アルカノイド」と呼ばれる成分です。
この成分には、腎臓のろ過機能を上げて、体内の余分な熱分や水分を排出する作用があるのです。
植物性アルカノイドの他、ビタミンや微量元素(鉄やマンガン・亜鉛・ゲルマニウム)なども含まれます。このビタミンと微量元素が一緒になることで、ガンや動脈硬化の原因となる活性酸素を除去してくれます。
また、薬膳の考えでは、“五行論”という考えがあり、春は五臓六腑の中で「肝」と関係があるそうです。
「肝」が元気に働いていると、体調も心も伸びやかな状態なのですが、「肝」が衰えると、精神状態が不安定になり、自律神経のバランスが崩れるとの事。
春先には特に情緒が不安定で自律神経のバランスが乱れる人が多くなるのも納得ですね。
「肝」を元気にするには、香りや苦みの強いものが良いそうです。
春先が旬の菜の花やフキノトウ、うど、セロリなど強い香りと苦みがある春野菜がピッタリという訳です。
ただ、余分な毒素を排出してくれる半面、身体の熱を冷ます効果もありますので冷え性の方は摂りすぎに、注意してくださいね。
~適切なあく抜き方法を~
via www.photo-ac.com
春野菜や山菜に多い苦みやえぐみの成分、アクの強い野菜類は適切にアク抜きをすることが大切です。
タケノコやフキ、ウド、菜の花の他、植物が虫に食べられないように身を守るため、皮の近くに微量の毒素が存在します。
それがアクと呼ばれる成分です。
湯がいて皮を剥いたり、水にさらしたり、それぞれの野菜に適したアク抜きを、しないと、逆に身体を冷やしたり、毒素を蓄積させて肌のくすみや身体の不調に繋がりかねません。
アクをしっかり取り除いて美味しい春野菜料理を楽しみましょう。
Comments